こんにちは!cottonスタッフの紬です🎀
今日は、トップスやワンピースを買う時に気をつけたいことについてお話しようと思います🐰♪
サイズを選ぶときは「バスト・肩幅」が基準
トップスやワンピースを購入する時、どのようにサイズ表やタグを見ているでしょうか。
メンズ服なら慣れていますが、レディース服のサイズ感はつかめていない方も多いのでは🤔
下の表は、JIS(日本工業規格)が定める、レディース服のヌード寸法の基準です。
S | M | L | LL | 3L | |
バスト | 72-80 | 79-87 | 86-94 | 93-101 | 100-108 |
ウエスト | 58-64 | 64-70 | 69-77 | 77-85 | 85-93 |
身長 | 154-162 |
単位:cm
バストとウエストを見ると、男性の平均値(胸囲92.6/ウエスト74.7)は、レディースのLサイズに相当します。
…と言いたいところなのですが、そう簡単ではないポイントがいくつかあるのです🐰
ブラをつけた状態でバストを測る
ヌード寸法はその名の通り、素肌に近い状態で図るのが基本です。ただ女装の場合、男性にはない、おっp…胸の膨らみを作りますよね。なので、ブラをつけた状態でバストを測る必要があります。実際に測ってみましょう💡
いかがでしょう、意外と大きい数字になったのではないでしょうか。
男性がブラをつけた時のバストの寸法というのはデータがないので、今回は私が実際に男性トルソー(洋裁などに使うマネキンのようなもの)にBカップのブラをつけて測った数値を使います。
この時のバストは、97cmでした。となると、もう一度表を見た時…該当するレディースのサイズはLLになるんですね。
見逃しがちな「アームホール」
アームホールとは何でしょう。スーツを作ったことがある方などはご存知かもしれませんが、直訳すると「腕の穴」。服としては、下の図の赤い線の部分がアームホールです。
ここはあまり知られていないのですが、意外と大事なのです…!
女性の肩と男性の肩を比べたとき、男性の方が筋肉が付いているので、上の図に該当する部分が太いのが想像できると思います。すごく華奢な方などは気にしなくて大丈夫なのですが、普通〜普通以上に筋肉が付いている方は、ここの長さが足りずピチピチになってしまうことがあるんです。
とはいえ、販売されている時に「アームホール」まで寸法が記載されているのってあまり見ないですよね。それをどうやって見分けるかというと…
写真か実物を見て判断します。通販なら動きのある写真や腕を広げているもので、肩の縫い目がどれくらいの長さか目測します。目安としては、肩〜ウエストの距離の半分前後あるものだといいと思います。
実物の場合は、アームホールを指や手のひらで測ってみて、25〜30cm以上あれば余裕を持って着られると思います。(数値は目安なので、手持ちのちょうどいい服のアームホールを測って目安にしても◎)
肩幅と袖丈
肩幅は、多くの方が気になるところですね。袖丈も足りなくてつんつるてんになってしまうという声をよく聞きます。ではどれくらいの基準になっているかというと…
S | M | L | LL | 3L | 4L | 5L | |
肩幅 | 37 | 38 | 39 | 40 | 42 | 44 | 45 |
袖丈 | 51 | 52 | 53 | 54 |
単位:cm ソースが複数あるので参考値。
このように、かなり大きいものでないと男性の平均(肩幅43,6/袖丈56.9)をカバーできないんですね。ただ、普通体型の方が3Lや4Lを着ると、明らかに大きいはず。どうすればいいの…?となってしまいます。
そんなとき気にしたいのが、「商品寸法」の数字。
次の項で詳しく説明しますが、ヌード寸法はあくまで人の部位の大きさですし、今回紹介したのは「日本工業規格」が定めている数値なので、実際にアパレル企業がそれを厳守しているとは限らないんです。
どちらも必要なので、結局なんなのとは思わず一度読み進めて見てください🐵💫
「ヌード寸法」と「商品寸法」
ヌード寸法は実際に身体の寸法を計測した数値のこと。
商品寸法は仕上がり寸法やアイテムサイズなどとも言われる、商品自体の大きさのこと。
服はヌード寸法ぴったりではなく、適度なゆとりをもって作られているので、この2つの数値には差があります。
商品寸法の測り方は上の図の通り。
肩幅:肩の縫い目から縫い目まで
身幅:見頃(胴体部分)の幅
胸囲:身幅×2
着丈:首の後ろの部分から裾の一番長い所まで
身丈:肩の一番高い所から裾の一番長い所まで
裾まわり:裾を水平に1周した長さ
ここからはそれぞれどう参考にすればいいのかをお話していきます٩( ‘ω’ )و
参考にするところはデザインによる
例えば、ノースリーブやオープンショルダー(肩に穴がある服)の服は、商品の肩幅が36cmだとか、すごく狭いことがあります。この場合は、着た時に肩が出る前提なので、自分のヌード寸法より狭くてもOK。逆にきっちりした袖付きの服は、肩幅が足りないとピチピチになるので気をつけましょう。
胸囲や裾まわりについては、基本的に「ヌード寸法+数cm」以上の数値になるようにします。伸縮性のある生地でできている場合はヌード寸法以下になることもありますが、そうでない場合はゆとりがないと着られません。
よくピチピチの状態で服を着ている女装子さんを見かけるのですが、それではせっかくの可愛い服やメイクが勿体無く感じます…( ; ; )
サイズが見つからないというお悩みもあるかとは思いますが、なるべくゆとりのあるサイズを選びましょう…!
ワンピースのよくある失敗
ワンピースの2大失敗あるあるが、「丈が短かった」「ウエストが入らない」です😓
丈については、身長がある分短くなるので、もし手持ちのものがあれば測っておいて参考にしましょう。ない場合は、身長から156〜160cm引いた長さくらい(身長170cmなら10〜14cm程度)短くなると想定されます。
丈が長めのものを選ぶか、このページの「長さが足りない時」の項を参考にしてみてください🙌
→https://cottonakameguro.com/book/4876/
ウエストについて、しっかりサイズを測って買ったのに入らない!という経験がありませんか?
その原因は、ワンピースのウエスト部分が肋骨にかかっていることです。
身長が女性よりも高い場合、服は上にずり上がった状態になるので、ウエスト部分が肋骨の高さまできてしまうのですね。
なのでワンピースを買うときは、ウエストにゆとりがあるもの・ベルトではなくゴム仕様になっているものを選ぶと失敗しづらいです。
ゆったりシルエットのデザインもおすすめ
ここまで見てみると、かなり大きいサイズを買うことに…でもLL以上ってあんまり見ないし…と思いますね😕
大きいサイズを扱うお店を探すのもいいですが、実は「ビッグシルエット」などと呼ばれる、わざと大きいゆるっとした形に作っている服があるんです。Mサイズを買っても彼パーカー並の大きさだったりします。
また、ふわっとしたシルエットは、体型をカバーしつつ女性らしさもプラスできるアイテムです!
ーオススメの通販サイトー
こちらのサイトは、商品によって3Lまで取り扱いがあります⭐️
腕周りやウエストがゆったりしたデザインも多いのでオススメです🦄💕